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PA3886DC基板のパラ接続方法について - tabibito

2024/09/21 (Sat) 21:48:50

PA3886DC基板を6枚/CHパラ接続したアンプを考えております。入出力の回路、オフセットの調整方法について教えていただけないでしょうか。初歩的な質問になりますがよろしくお願いします。

・入力は各基板の入力を単に接続するだけでよいでしょうか。前段にオペアンプを入れる必要はありませんか。
・出力は各基板の出力に0.5Ω程度の精度良い抵抗をいれてから集約接続すればよいでしょうか。
・調整は各基板のオフセット、ゲインを調整してから各基板を接続し、接続後に全体でオフセット、ゲインを確認すればいいでしょうか。

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について ヒロ

2024/09/22 (Sun) 08:08:19

>入力は各基板の入力を単に接続するだけでよいでしょうか。前段にオペアンプを入れる必要はありませんか。
6枚程度ならバッファアンプは不要でしょう。

>出力は各基板の出力に0.5Ω程度の精度良い抵抗をいれてから集約接続すればよいでしょうか。
その値でいいでしょう。

>調整は各基板のオフセット、ゲインを調整してから各基板を接続し、接続後に全体でオフセット、ゲインを確認すればいいでしょうか。

各基板の調整後に接続した後は、なにもしないほうがいいかと思います。一つ動かせば、他も影響をうけますので、何をどう調整するかが分からなくなる可能性があります。

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - KAG

2024/09/22 (Sun) 11:28:13

横から失礼します。

自分もPA3886DC基板を2パラ/chで制作しようと思っていましたが、(正確に言うと既にシングル/chで制作して動作している所に1枚/ch分追加)オフセットの調整方法は少し迷っていました。

各基板で調整して接続した後は何もしないほうが良いのですね。

ゲインはPA3886Pの方を参考に、固定(抵抗)に変更しようと思っています。
(既に動作している2枚は可変なので、全て固定に変更する予定です。)

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - d URL

2024/09/22 (Sun) 12:30:04

固定ということは、ゲインが少しずれる可能性があるということですね。
ちょっと興味がわいて、計算してみました。

ゼロ点は調整できているとして
1つの基板が10Vを出力したとします。
8Ωのスピーカと、出力の抵抗0.5Ωで、
出力を合計する点での電圧は9.41Vです。

ゲインが6%ずれていると、追加した基板は取付けた意味が無くなるということになります。
そこまでずれることはないと思いますが、100%の利用効率は無くなるみたいですね。

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について ヒロ

2024/09/22 (Sun) 12:35:49

私も書こうと思っていましたが、1%の固定抵抗をつかっても、2パラだと最大で2%のゲイン誤差が出る可能性がありす(実力的には1%以内だとは思いますが)。dさんが書かれたように、出力レベルがあがるとその差は無視できなくなります。2パラの場合でも1枚目は固定、2枚目は可変として両者のゲインは合わせこんだほうがよいと思います。

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - KAG

2024/09/22 (Sun) 13:32:28

dさん、ヒロさん

アドバイスありがとうございます。
0.1%の固定抵抗を使おうと思っていたので、それほど影響はないかなと思っていましたが、出力を上げると無視できなくなりそうですね。
全て可変にして合わせ込もうと思います。

因みに固定抵抗にしようと思ったのは、固定抵抗の方が音質的に良いのではないかと思ったからですが、パラの場合は誤差も考えないといけないのでダメですね

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - d URL

2024/09/22 (Sun) 13:57:29

効率ってどうなるのだろうと、当たり前とは思いつつ、計算しました。

結果は直線。当たり前ですね。

計算式は面倒だったのに。何度も計算間違いをしました。

エクセルに簡単に貼り付けられる形式の式にしましたので、使ってみてください。
各セルに、そのとおりに名前をつけるといいです。

_V1と_V2がアンプ出力電圧で、_Rがスピーカインピーダンス、_rrがアンプの出力インピーダンスです。

I1の式です。

=(_V1-_V2*_R/(_R+_rr))*(_R+_rr)/_rr/(_rr+2*_R)

I2はV1とV2を入れ替えたものになります。

可変抵抗は音が悪いという評価は、多くの人がしています。
私は、そんなものなのだと、聞きもせず最初から使わないことにしています。
最良の選択肢は何なのか、わかりませんが、バランス?でしょうか。

あ、STAX のSRM-717のボリュームは触って聞いたことがあります。
嫌な音ではありませんが、音のディテールがつぶれるような、そんな音でした。

Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - ヒロ

2024/09/22 (Sun) 14:34:34

0.1%の抵抗だとどうだろう?ざっと計算して最悪の場合でも効率90%程度になる程度だから、いいかもです。ただ0.1%の抵抗の方が半固定抵抗より高そうです・・・・。

>固定抵抗の方が音質的に良いのではないかと思ったからですが、

音質というより、接点の信頼性が気になるでしょうね。有名メーカのものは複数接点になっていると思う(思いたい)ので、最悪でも接点が浮くようなことはないとは思いますが、安価なものはどうだろう?とりあえず多回転型のVRでトラブルに出会った経験はなしです。1回転のVRなら回している途中でバラバラになった経験はあります。勿論、格安VRですが。

Re: Re: PA3886DC基板のパラ接続方法について - tabibito

2024/09/22 (Sun) 15:50:46

ヒロさん、皆さん
ご教授またアドバイスありがとうございます。
確かに抵抗値のバラツキ低減、ゲインの合わせ込みがキーですね。
色々検討したいと思います。

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